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メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学
松永 和紀 光文社 刊 発売日 2007-04-17 メディア・リテラシーを身につけるために 2007-06-19 科学っぽさをまぶしつつ単純化し、「納豆でヤセる!」「農薬は悪い!」と一見分かりやすいキャッチフレーズが視聴者・読者の頭に残る…しかしちょっと詳しいプロから見れば"トンデモ本"と変わらないお粗末な報道が幅をきかせている日本のマスメディア。 『あるある』や「マイナスイオン」など記憶にも新しい事例を挙げて、そんなニセ科学報道を見破り、メディア・リテラシーを身につけるための知恵を紹介してくれる、快著です 元新聞記者の著者は、そんな衝撃的だがレベルの低い報道が生み出されるモチベーションがあることも認めます。 『あるある』バッシングが今度はその悪辣さを「ねつ造」していたり、「三菱車でないと燃えてもニュースにならない」ない偏重報道など、私たち視聴者自身が眉につばをつけて報道に接していくしか、防ぐ手だてはないようです。 今もてはやされている「無添加」「スローライフ」「バイオ燃料」なども、客観的にはいいことづくめではなく、バランスを考えて選択していくべきとクールに教えてくれます。 多くの人がこのような素晴らしい本に触れて、一方的、そして誰かに都合のよいバイアスのかかった報道を疑う知恵を身につけたり、本当の複雑な科学の楽しさを発見するきっかけになればいいなあと思いました。 こういう問題に興味のない方にこそオススメしたい傑作です! 多くのレビュアーの方と同じく、私も安井至氏の『市民のための環境ガイド』のサイトで紹介されて本書を読みました。このサイトもいろいろな問題に斬り込んで、とても参考になります。 さらに詳しい情報はコチラ≫ PR
「ひきこもり国家」日本―なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか (宝島社新書 238)
高城 剛 宝島社 刊 発売日 2007-06 カクヘンに気づかされた 2007-06-12 目の前に大金が落ちていて、拾わない人はいないけど、 目の前にチャンスがあるのにそれに気がつかないで 見逃してしまう人は少なくない。 グローバリゼーションによって、目の前に広がる世界が 圧倒的に広くなり、チャンスはそこら中に落ちている。らしい。 チャンスは目の前にある。らしいので、 僕はそれに気づく目を養う必要があるようです。 読む価値ありです。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]サブライムブログ
時間はどこで生まれるのか
橋元 淳一郎 集英社 刊 発売日 2006-12 時間論未経験者は必読! 2007-05-20 実生活に全く役に立たない知識ですが、好奇心が満たされる感覚をしっかり味わえます。満足感は相当なものです。値段を考えれば絶対に割安。オススメです。 高校生程度の知識で読めるよう、理屈も文章も平易な形です。時間論という未経験の分野を知る良い機会ですよ。 さらに詳しい情報はコチラ≫
催眠術のかけ方―初心者からプロまで今日から使える
林 貞年 現代書林 刊 発売日 2003-07-12 かかりたい 2007-06-09 なんどか催眠術師にかけてもらったが わたしはいつも精神が集中しないので とてもやり難いタイプだといわれた。 こんな本があるのか。 初心者だからこれを読んで自分がどうしてかからないか 分かるかもしれない。 一読推薦!! さらに詳しい情報はコチラ≫ |
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