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ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学
島田 紳助
幻冬舎 刊
発売日 2007-05



いいですよ。 2007-06-13
構成○○となっているので、紳助さんが実際にペンを取って

書かれた本ではないと思います。

しかし、紳助節が炸裂していて、読みがいがあります。

テレビでの紳助さんが好きな方だったら

読んでみて楽しめると思います。



彼自身が飲食業をしているせいか、

はたまた、題名のせいか、

経営哲学と言っても飲食業に関する経営哲学です。

「顧客満足より従業員満足」という項目もあるくらい、

従業員の方には心を砕かれているようです。

また、本に登場する従業員の方が素敵。



心斎橋(だったかな?)にある

ご本人が共同オーナーである

会員制バーの話も出てきますが、

コンセプトの作り方に感心しました。

私も行ってみたい!



最近の新書らしく?

とびきり深い内容ではありませんが、

「へー」

「ほー」

「ふーん」

とうなづいたり、手帳にメモしたくなるような

本です。

一読をオススメします。


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とてつもない日本とてつもない日本
麻生 太郎
新潮社 刊
発売日 2007-06-06



読みやすい 2007-06-13
全体的にそれほど内容が重い感じもなくとても読みやすかった(一方で内容がやや浅い感じは否めないが…)。



現在のマスメディアでは日本について自虐的な論調が多い中、本書では冒頭から他国から見た日本の優位性を強調していたため、気持ち良く読み進めることができた。



特に共感したのは高齢者に対する氏の主張。現在では65歳=高齢者という括りの中で高齢化について悲観的な意見が多いが、「年齢を重ねること=進化」ととらえる論調には大賛成。また、高齢化を逆手に取ったビジネスとして「お子様ランチ」ならぬ「シルバーランチ」を提案している等頷く点も多かった。



国内外政治や経済についてそれほど知識を持っていなくても難なく読み進めることができるため、高校生ぐらいから手にとって読んでみてはいかがだろうか。本書を通読すれば政治や外交に興味を抱くであろう。


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ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学
島田 紳助
幻冬舎 刊
発売日 2007-05



紳助さん、なかなかの経営者です 2007-06-05
タレントの多くが店を出しているが、いつまで売れるか分からない彼らとって、店を出すことはかなり真剣らしい。紳助さんも様々なビジネスをしているが、お客目線や絞り込みなどを生かして成功している。かなりのアイデアマンだ。

特に「お金と成功」のところで、「いいネタが入りました」と言って食べさせてくれるすし職人は、結局は高いネタを高い値段でお客に提供しているだけだという。美味しいものに高い金を払うよりも美味しいものをいつもと同じ値段で食べさせてくれる努力にお客は満足するという。そこから導き出されたのが本のタイトルなのだろう。肩の凝らない、それでいて理解しやすい経営哲学だ。


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食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉
山田 真哉
光文社 刊
発売日 2007-04-17



本編以外に「気付き」が 2007-06-03
新書の中では薄い方ですが、幻冬舎新書よりはページ数が多く、
中身もワンテーマではなく多岐にわたっています。


著者は数字と会計のことを伝えたかったと思うのですが、
比較の重要性など他のシーンでも応用できる話に気付きが多かったように思います。


会計の部分についてはもう一歩踏み込んでほしいところですが、
下巻に期待ということで星5つです。


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女性の品格女性の品格
坂東 眞理子
PHP研究所 刊
発売日 2006-09-16



ほんとうに「賢い女性」とは? 2007-06-01
著者は、東大法学部出身のエリート女性官僚。

ちょっと、お高く、近づきにくい印象がある本書だったのですが、読んでみると、驚くほどすっと受け止めて納得できる内容です。

率直に感想を書きますと、ほんとうに「賢い」方、というのはこういう人のことだな、と感じさせられる内容でした。

もう少し言えば、学力・専門力だけではなく、「卓越したコミュニケーション能力」を兼ね備えておられる、ということです。これは、上品に言えば、「心遣い」ですね。やはり、大勢の方と仕事をする人ほど、人に気持ちよく受け止めてもらう工夫が欠かせないんだな、とあたらめて思いました。



わたし自身は、元来、自分さえよければ、というのか、あまり傍目を気にしない性格だったのですが、

さすがに30代になるにつれ、はた、これでは厳しい世の中をうまく生きぬいていけるのか、と反省することしきり。

さして人に影響を及ぼすような仕事や役割があるわけではありませんが、それでも日常生活は、小さな人とのやりとりの連続です。



本書も、たぶん、今でなければ、あまのじゃくなわたしには読めなかったと思うのですが、

もっともっと若い10代や20代の女性にも、そして女性を見る目を磨きたい男性の方にも読んでいただきたいです!


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