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頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)
渡辺 明
筑摩書房 刊
発売日 2007-11
オススメ度:★★★★



将棋内容のウエイトが難しい。 2007-11-23
内容を見渡すと渡辺明の将棋界全体や、将棋棋士というものを一人でも

多くの人に知ってもらいたいという思いが伝わってくる。

内容の配分は難しいのだが、将棋知識皆無の人には、ちょっと荷が重いが

級位者クラスであれば十分理解できるであろうと思われる。



以前は、ちょっと生意気と思われる言動も少し目に付いたが 今や将棋界にとっては、

なくてはならないほど貢献度大の著者である。名人戦主催の問題の際は

確固とした意見をもっていて、ブログのアクセス数が

1日平均15000という数をみてもファンの関心、交流が伺える。



内容をみて棋士渡辺明が明らかに成長しているのがよくわかります。

高校進学の際のエピソードや、竜王戦で初めてタイトル挑戦、奪取した際

第7局前に研究した手を研究会であえて温存した手をタイトル戦にぶつけた

エピソードや升田将棋の見せられて研究しているとか知らないエピソードが

多々知ることができる。



また本題の頭脳勝負は、渡辺流の細かい描写で語られていますが、特に

佐藤康光棋聖の初挑戦を受けたシリーズについてはこまかく解説されています。

あの中で神様が渡辺に竜王を守らせてくれたという△79角は、秒読みぎりぎりの

なかでひらめいた、その変化がすべて後手勝ちになっているのは、運も

味方しているものだという。



棋書の中で渡辺明が羽生世代以外で名前をあげる。阿久津主税、橋本崇載、山崎隆之、それと豊島将、糸谷哲郎は今後要注目である。

あと著者のブログの中によく出てくる 佐藤天彦、戸部誠、村山慈明も同様要注目です。


さらに詳しい情報はコチラ≫


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