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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
筑摩書房 刊
発売日 2007-11-06
オススメ度:★★★★



ドキッとしました 2007-11-25
開業する予定の自分にとっては非常に示唆に富んだ内容でした。

いくつかキーワードを拾ってみました。





1.「30歳から45歳を無為に過ごすな!」

この言葉には「ドキッ」としました。



私の30から40までは、ほぼ資格試験を取るための準備に費やしてきたわけです。

この間、毎日勉強していたわけではありませんが、

精神的には「勉強しなくては」、という脅迫観念に駆られていました。



そして、40から45までは、独立するための準備期間です。



やっと来年開業です。自分が属している業界の高速道路を走っているか否かは

よくわかりませんが、

自分なりには一所懸命にやってきました。



予定していた以上に資格という山頂に到達するのには時間がかかりましたが、

いよいよ独立という、段階にきたので、無為には過ごしていなかったのでは、と感じています。

 

2.「見晴らしのいい場所(vantage point)へ行け。」



この見晴らしのいい場所とは、自分にとっては資格をとった後でしょうか。

これから何を自分の強みにしていこうかと思い、本を読んだり、

セミナに参加したり、と種々のことをやっています。



正直、この作業は楽しいですね。新しい世界を知ることができました。



3.「高速道路を降りてけもの道をいく」



 高速道路を走って、見晴らしのよい場所に到達した後は、

さらに高速道路を疾走し、その先の渋滞に到達してさらに高みを極めるか、

身に付けた専門性を生かしつつ総合力を活かし、

道標のないけもの道に行くのかの決断に迫られるそうです。



 私の場合には、一人で開業するので、けもの道を行くことになるのでしょうか。

これは、自分にしか生み出せない価値を定義して、

常に情報を発信し、

自分の価値を理解してくれる人から対価を得て生活していく作業だそうです。



 まさに、自分はいまこの段階に直面しています。

非常に迷っていますね。正直なところ。自分の売りを何にするか。



4.「正しいときに正しい場所にいる」

 誰かの心に印象に残し、大切なときにその誰かから誘われる力なのだそうです。



 これを実現するには、情報発信力、行動力、勇気、スピード感、コミュニケーション能力等、

多岐にわたるのだそうです。



 インターネットにより、物理的な地理の遠い近いの要素が相対的に小さくなり、

より、けもの道が歩き易くなっていると述べているのでしょう。

自分もどんどん、情報発信をしていかなければ。。と感じました。


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