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プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる
田坂 広志 PHP研究所 刊 発売日 2007-04-19 インターネット時代のプロフェッショナル(田坂版) 2007-07-14 「プロフェッショナル」ばやりの感はありますが、あえて言わせていただければ、いかに「優れたサラリーマン(あえてサラリーマンと言います)になるか」ということかと思います。 本書で田坂センセイが提起するのは、インターネットが普及した現在(しかもウェブ2.0へ進化)において、プロのサラリーマンはそれをいかに活用すべきか、ということ。 結論をひとことで言えば、(SNSやブログなども含めた)インターネットの特徴を活かして「個人シンクタンク」を目指せ、と。 主張自体は非常に共感でき、大前研一のプロフェッショナルの概念(英語もしゃべれて、バリバリやらないと生き残れないぞ的な)と比較すると、田坂センセイがいかに日本人的サラリーマンの特徴を理解し、メッセージを投げかけてくれているかがよく分かります。 特に、第三話まではIT関係を生業としないサラリーマンにとって、インターネットがいかに仕事と自己啓発に有効かがよく分かり、非常にためになります。とりわけ、「コンセプトベース」「プロフェッショナルフィールド」の項は参考になりました。 ただ、難点をいえば、第四話以降は仕事に活かすというよりも、一私人としての活動に活用すべき内容のように感じられ、(仕事の)プロフェッショナル論から遠ざかって言ったような印象を受けました。また、最終章は(私は大好きなのですが)スピリチュアルな田坂節であり、本書の趣旨とずれているように感じます。 とはいえ、インターネット技術が進歩している現代において、プロのサラリーマンはそれをどう活用して仕事に活かすか、ということを指南してくれているので、第三話までの内容だけでも値段の価値がある一冊と思います。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]自己破産(じこはさん)対策室 PR |
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