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世界の日本人ジョーク集
早坂 隆 中央公論新社 刊 発売日 2006-01 カチコチの日本人像だが。 2007-05-27 短いエピソードの中に、それぞれの国民性が反映されていてなかなか面白い。機転が利いていて、結構深い。通勤電車の中で楽しく読めました。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]インフォトップブログ PR
西の魔女が死んだ
梨木 香歩 新潮社 刊 発売日 2001-07 ココロの柔らかいところを刺激する 2007-06-16 見事にヤラれた。 電車の中で立ったままジンワリしてしまった。何と言えば良いのだろう、心の柔らかいところを、ギュッと掴まれるのではなく、優しくさすられるような感覚。読後感は非常に爽やか。 ファンタジーなのだが、読者を試すかのような抽象性。それでいて、心の柔らかいところを刺激するストーリー。綺麗な言葉。何度も読み返したくなる作品ばかりである。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]電脳卸
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣
本田 健 大和書房 刊 発売日 2006-02-09 知恵を知識のままにせず、実践すること 2007-06-17 本書を読む前に、こちらの書評を参照したのだが、盲目的なまでに本書を賛美しているように感じられ、ちょっと違和感を感じた。また、文庫版も2006年2月に出版されてから、2007年4月で第9刷発行で、ちょっと売れすぎなんじゃないの、とも思った。それで読んでみたのだが、たいへん当たり前なのだが、なかなか実践に結びつけられていないことが書かれていた。(だから、幸せなお金持ちというのは希少なのだろう。)このストーリーの中でどちらかというと普通の人に近い立場で書かれている著書が、ユダヤ人の大富豪老人から多くの質問を受けて気づきを得る筋書きになっているので、読者が著者に自己投影しながら読み進めることでめりこみやすいのだな、と納得することが出来た。 たとえば、p40に「普通の人は、『人からもらえるもの』にしか興味がないのだ。だから、金持ちになれない」、p41「お金儲けのことばかり考えている連中より、仕事が大好きでしょうがない人間のほうが成功するのだ」、同「花が好きな店の主人は、自分の大好きな花で、お客さんをどのように喜ばせようかと考えている。余分にサービスしようとか、きれいにラッピングしてあげようとか、お客が喜ぶサービスを無限に思いつく。お客にいかにたくさん与えるかを考える。(中略)一方、利益ばかり考えている花屋は、その逆をやる。一本サービスするなんて、とんでもない。ラッピングするときは有料にして利益を出そう。もっとたくさん客に買わせてやろうと、客から奪うことばかり考える。どちらの花屋で花を買いたいかね?」と質問して、このユダヤ人大富豪老人は著者である私に大切な点を気づかせる。 実は、本書に書かれている内容と類似する話を、さわかみファンドというファンドの社長からも聞いたことがあり、幸せにお金持ちになる人達はどうやら共通のルールがあり、本書はそれを忠実に書いているのだな、と感じた。 本書を読まれるにあたって、幸せな金持ちになりたいと思う方は、本書で書かれている内容を忠実に実践するだけである。 さらに詳しい情報はコチラ≫
海馬―脳は疲れない
池谷 裕二 /糸井 重里 新潮社 刊 発売日 2005-06 マーケティングにも有用 2007-06-26 脳科学とマーケティングの関係について調べているとき、この本に出会いました。 マーケティングに必要な“ひらめき”や“創造性”を得るために具体的に何をすべきか どんなトレーニングが必要かということについて、脳科学的なアプローチで迫ってみたい という私のニーズに随所で満たしてくれました。 なにより単純に面白いのがいいですね。 また、「脳は30歳を超えたほうがむしろ活性化する」というくだりも、30をとうに 過ぎている私を勇気付けてくれました(笑) 今は、同じ池谷さん著の「進化しすぎた脳」を読んでますが、これもいいですよ! あと、茂木健一郎さんの「ひらめき脳」もオススメです。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]ライブドアブログカスタマイズ
理科系の作文技術
木下 是雄 中央公論新社 刊 発売日 1981-01 調査報告、出張報告、技術報告、研究計画の申請書など、好むと好まざるとにかかわらず、書かなければならない書類は多い。 このような書類を書く際にまず考えるべきことは、それを読むのは誰で、その文章から何を知りたいと思っているかである。それに応じて自分は何について書くか主題を決め、最終的にこういう主張をする、という目標を定めて書き始める。 著者はまず、この目標を1つの文にまとめた目標規定文を書くことを勧める。そうすることで明確な目標意識を持つことができ、主張の一貫した文章を書くことができるというわけである。そしてその目標をにらみながら材料をメモし、序論、本論、結論といった原則に従って記述の順序や文章の組み立てを考え、すっきりと筋の通った形にしていく。本書では本論の叙述の順序、論理展開の順序、パラグラフの立て方から文の構造までを解説し、日本人に特有の明言を避ける傾向と対策、事実と意見の書き分けについても触れている。 実際に著者が書いたメモや論文の一部など具体例がふんだんに盛り込まれており、わかりやすい。いかに簡潔な表現で筋の通った主張をし、読む人を納得させることができるか。理科系ならずとも、論理的に思考し文章化することは、常に求められる能力である。本書ではそれに必要な技術、フォーマット一般が整理されており、参考になる。多少語調が古い感じもするが、それも再版を重ね、多くの人に読まれている証であろう。(宮崎 郁) 20年以上前に書かれたとは思えない良書です。 2007-06-07 仕事のために書いて他人に読んでもらう文書を作る際の 心得がまとめられています。 20年以上前に書かれたとは思えない良書です。 主題(本書では「目標規定文」と堅苦しいが)から書いて 全体を構成する方法が紹介されており、僕には新しい視点 でした。事前に頭の中が整理されていれば、キーワードを 列挙して構成しなおすより早い書き方になりそうです。 「理科系の」という観点では、事実と意見を十分に精査 することと、少々くどいと思っても論理の輪(因果関係) を省いてはならないことが強調されています。 いずれも、特に調査レポートの報告時に意識したいと 再認識しました。 20年以上前に書かれたとは思えない良書です。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]インフォトップブログ |
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