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帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫)帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫)
山本 七平
日本経済新聞社 刊
発売日 2001-03
オススメ度:★★★★★



部下を持つ立場の人には極めて重要な視点 2007-11-01
「貞観政要」、リーダーシップを考える上で、極めて重要な視点を与えて

くれる良書と思います。ただし原文は大変なので、この山本七平さんの

ものを読むわけですが、これでも十分その内容は理解できます。

「守文」つまり一度できてしまったものを維持することの難しさを説き、

その一つとして、自らの行動を自省するため、側近に魏徴と王珪という2人の

(しかも敵側についていた)有能な部下をつけ、つねに自分のすることに

直言させていたという。

太宗も所々カッとなるのだが、きちんとそれに耳を傾け、自分の行動を修正

していく。まさに上に立つ者として理想的な振る舞いですね。

企業で研修を行う中でも、この視点に立ったセッションを実施しており、

これだけできた部下を持てなくても、まずは自分で自分の行動を「自省」し、

軌道修正できるような働きかけをしています。


さらに詳しい情報はコチラ≫


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