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時間はどこで生まれるのか (集英社新書)
橋元 淳一郎 集英社 刊 発売日 2006-12 切っ掛けとして考えれば、良い。 2007-10-04 内容としては、全体的に非常に解りやすい。 しかし、新書なのでやはり深くは無いし、説明が中途半端に終わったりする箇所がある。 記憶に残る中途半端な箇所は、「ミンコフスキー空間に於ける空間が何故虚数空間なのか?」という付録であろうか。 ピタゴラスの定理に始まり、数行の後に「以上が、本文で空間は虚、時間は実としている根拠である。」と著者が書いているが、 肝心要の部分は、その数行前の「観測や実験結果から証明されている」である。 しかし、そのような残念な箇所は散見されるが、というよりそのような中途半端さがあるからこそ、 より深く知りたい対象についての他の文献を読む切っ掛けになるのだろう。 本書は「哲学」と「科学」の両方から時間にアプローチしているが、 私は、「時間」を中心に哲学と科学を等距離(対等)に考える良い切っ掛けにはなったと思う。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]楽天 PR |
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