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2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)
西村 博之
扶桑社 刊
発売日 2007-06-29



ウェブ進化論の理想論に対する“ベタな現実”を直視すれば本書 2007-09-30
本当に「2チャンネルが潰れない理由」を知りたければ、冒頭の結論だけを

読めば十分。社会的制裁も恐れず、何のしがらみもなく行っている

限りには、潰れない運営は十分可能なのでしょう。



それよりも、本書がおもしろいと感じたのは、ネットの未来像を把握したい

と思うときに本書がその未来像の片方の極論を見事に言い当てている点に

あると思う。反対側の理想論は、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」。それに

対して、ひろゆき氏のスタンスはベタな現実なのだ。実際世の中は、その

理想論とベタな現実の間でせめぎ合っている中で、ネットの未来を考える

上ではぜひとも本書にも目を通してほしいと感じた。



本書では、CGMも、Web2.0も、バッサバッサと切り捨てられていますが、

中でも個人的にもっとも共感できたのは、APIの公開について「ユーザー

にこんなに便利なものを提供している、でも俺らより儲けたら潰すぜ」

というサービスなんです、と言っているところ。また、googleの著名な

標語である「Don't be evil」は、いつか「evil(悪)」になることに気が

ついていて、標語自体がエクスキューズや言い訳かもしれないと書かれて

いる点にも共感できました。



「ウェブ進化論」がなんか違うと思ったら、意外と共感できるところが

多いと思います。


さらに詳しい情報はコチラ≫


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